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家主になるまでスタッフコラム仲介手数料って必ず払うの?

スタッフコラム

2026.09.29

仲介手数料って必ず払うの?

こんにちは。

家主になるまで、支店長の石橋です。

 

先日とある研修会に参加するため、愛知県を訪れました。

仕事柄と言いますか、はじめて訪れた土地でつい気にしてしまうことがコインパーキングの料金です。

ご存じのように、土地の所有者は毎年固定資産税を負担します。

この固定資産税は建物が存在する土地よりも、建物がない更地のほうが多く課税されます。

コインパーキングの土地所有者はそれなりの税金を負担していますので、

それに見合う額で貸し出す必要があります。(実際はコインパーキングの運営業者に貸し出すケースがほとんど)

つまり、その土地のコインパーキングの料金設定により、なんとなく土地相場が見えてきます。

みなさんも機会があれば、お出かけ先とご自宅付近の相場と比べてみてください。

 

さて今回は、不動産営業の経験者であれば必ず聞かれたことのある、

「仲介手数料って必須ですか?」や、「仲介手数料は安くなりませんか?」

というご質問。

この仲介手数料についてお話しできればと思います。

仲介手数料とは読んで字のごとく、仲介をした不動産業者に支払う手数料のことです。

買う側と売る側、借りる側と貸す側の間に入り、取引を安全かつ円滑に進めたことに対する報酬といえます。

最近では仲介手数料を半額にしたり、無料にする業者も増えておりまして、

ユーザーの中にも、仲介手数料が安い業者を探している方も多いかと思います。

 

そもそも仲介手数料を半額にしたり、無料にできる仕組みにはもちろん理由があるのですが、

私としてはこの値引き前提での仲介が当たり前になると、業界のみならず、結果的にユーザーにもマイナスになる懸念があります。

 

その理由はいくつかありますが、一部を抜粋してお話しします。

例えばみなさんが物件を探すとき、スーモやホームズを利用することがありますよね。

その時に利用料金を払った方はいないと思います。

当然ですが物件の掲載をしている不動産業者が、スーモやホームズに掲載料を支払っています。

※厳密にはスーモとホームズで仕組みが異なりますが、割愛します。

つまりみなさんが無料で物件情報を手に入れられるこの状況は、不動産業者が費用を払った上に成り立っています。

少し偉そうな言い方に聞こえてしまっていたら申し訳ありません。

その後の内覧時にも人件費や車両コストなどがかかりますが、不動産業者に課せられる大きな制限として、

「契約が成立するまで、報酬を受け取ることができない」というものがあります。

つまり、いくらコストをかけて物件掲載や内覧対応をしたところで、

その後の契約まで進めなかった場合、1円の売り上げにもならないということです。

それは仕方がないことと言われてしまいそうですが、

不動産業が他の業種と決定的に違うところは、成約率の低さです。

賃貸でお話しすると、仮に物件のお問い合わせが100件入ったとして、

そのうち来店される方が20組、そのうち内覧に行く方が18組で、成約になる方が12組程度とします。

つまり100件のお問い合わせに対してのコスト、20組の来店応対にかかるコスト、

18組の内覧にかかるコスト、12組の契約にかかるコストを、ご成約頂いた12組の方にお支払いいただくことで成り立ちます。

そこで値下げが当たり前になるとどうなるか、

不動産業者としては成約率をあげるために、強引な営業を行う可能性があります。可能性というか、実際にそういう業者は多いです。

 

そんな業者が増えていくことは、業界にとっても、ユーザーにとっても良くないことです。

不動産業者は、「多くの人が一生に数回しか経験しない不動産の取引」を商売にしています。

不動産の取引は極めて専門性が高く、法律だけならまだしも、商慣習が関わるケースもありますので、

一般の方がすべてを理解するには、相当なハードルがあると思います。

そこでプロである私たち不動産業者が間に立つべきなのに、

その不動産業者の質が低下してしまうことは、あってはなりません。

もちろん私は業界を代表する立場でもなんでもありませんが、個人として、適切な報酬の元に不動産業者とユーザーが相互に利益ある業界であればいいなと思っております。

 

 

 

 

 

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