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家主になるまでスタッフコラムナフサショックで家づくりはどうなる?賢い選択肢をプロが解説

スタッフコラム

2026.08.02 人 気

ナフサショックで家づくりはどうなる?賢い選択肢をプロが解説

お家探しをされている方なら、最近ニュースなどで「ナフサショック」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。

なんとなく、
「また何か値上がりするの?」
「家を建てる時期を遅らせたほうがいいのかな…」
「損したくないな…」

そんな不安やイメージを持つ方も多いと思います。

物価高のニュースばかりを見ると焦ってしまいます。しかし、実はお家の仕組みや「選択肢」を知っておくだけで、こうした社会の変化に振り回されない家づくりができるようになります。

そこで今回は、ナフサショックが住宅にどう影響するのか、そしてこれからの時代にお家探しで損をしないためのヒントをやさしく解説します。

そもそもナフサショックって?

ナフサとは、一言でいうと「石油製品のもとになる原料」のことです。

世界的な情勢の変化や原材料の高騰などにより、このナフサの価格が上がったり、手に入りにくくなったりすることを「ナフサショック」と呼んでいます。

「原油やプラスチックの話でしょ?住宅に関係あるの?」と思われるかもしれません。ですが実は、私たちが暮らすお家の中には、たくさんの石油製品が使われています。

例えばイラストの通り、原油から作られる「ナフサ」は、あらゆる製品の材料のもとになっています。

そのため、お家づくりに欠かせないプラスチックや塗料、内装に使われる繊維なども、すべてここから繋がっているのです。

ナフサの“よくある不安”と住宅への影響

「お家の価格が上がっちゃうの?」

たしかに、新しく使う材料の価格は上がっています。
なぜなら、原油やナフサの高騰は、めぐりめぐって上図のように「住宅資材の値上がり」を引き起こし、最終的には「お家全体の価格」を押し上げる原因になってしまいます。

具体的にはお家の中でいうと、以下のような場所にナフサ(石油製品)が関わっています。

  • お家を暖かく保つ「断熱材」(ウレタンなど)
  • 水回りをつなぐ「排水のパイプ」(塩化ビニル)
  • お部屋を彩る「壁紙(クロス)」や接着剤

したがって、ゼロからすべてを新しく作る「新築注文住宅」の場合、これらの材料を大量に新しく発注して組み立てるため、材料費の値上がりがそのまま見積もりに響きやすいという現状があります。

「中古住宅+リノベーション」が強くなる3つの理由

新しく材料を買うのが大変な時代だからこそ、「すでにあるものを活かす」という選択肢が今とても注目されています。

ここからは、リノベーションには、この時代を乗り切るこんな強みがあります。

① 「すでにある構造」をそのまま使えるから

これがリノベーションの一番大きなメリットです。
お家の土台となる柱や梁、基礎、そして多くの配管は、すでにそこにあります。
ゼロから新築を建てるよりも、新しく買い足す資材の量を圧倒的に減らせるため、世界的な値上がりの影響を最小限に抑えられます。

② 国産の自然素材との相性がいいから

壁紙をプラスチック由来のビニールクロスにするのではなく、「無垢の木」や「漆喰(しっくい)」などの自然素材をインテリアに取り入れる方法です。
そうすることで、ナフサショックの影響を受けにくい、日本国内で育った木材などを上手に組み合わせることで、価格の変動に振り回されない、オシャレで心地いい空間がつくれます。

③ 必要のない値上がりを回避できるから

土地を買い、ゼロからすべて新しく値上がりした資材で建てるよりも、立地のいい中古住宅を賢く買って、必要な部分だけを新しくする。
つまり、「お家全体を新しくする」のではなく、「こだわりたいキッチンやリビングだけに予算を集中させる」といったメリハリがつけやすくなります。

まとめ

ナフサショックは、たしかに住宅業界にとっては大きな変化です。

しかしながら、

  • 「新しく買う材料を減らす」
  • 「今ある資産を賢く活かす」
  • 「自然素材を上手に組み合わせる」

といった工夫ができるリノベーションなら、物価高の波を賢くかわしながら、自分らしいお家を作ることができます。

家づくりで大切なのは、社会のニュースに焦って決めるのではなく、「今ある選択肢の中から、どれが一番わが家に合っているか」を知ることです。

これからのお家探しの、小さなヒントになれば嬉しく思います。

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